Sweet And Bitter Days (ページ38)

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また明日ページ38

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DH「良いか？A。俺が出たらすぐに鍵するんだぞ？」

「うん。」

DH「それから、チャイムが鳴っても簡単にドアは開けるなよ？」

「うん。」

DH「それから‥」

1日の日付も変わる頃、明日は早いから帰ると言い出したドンへを見送るため、玄関に来た時のこと。

次から次へと出てくるドンへの注意事項に、思わず苦笑いしたくなる程だった。

「もう、分かったから。寝る時間なくなるよ？」

DH「あっ、あぁ‥。それじゃあ、俺は帰るけど、何かあったら連絡しろよ？」

「うん。ドンへも気をつけて帰ってね。」

こうやって、ドンへを気遣う言葉をかければやっとドンへも帰る気になってくれたらしく

DH「また明日な？おやすみ。」

と帰って行った。

また明日って‥。

きっとドンへは昔のクセが抜けていないことに気付いてないんだろうな。

そんなことを考えるとつい、クスリと口元が緩んでしまう。

マグカップを片付けようとリビングに戻るとちょうど携帯が着信を知らせる。

‥もしかして、ドンへ？

と恐る恐るディスプレイを覗くとそこにはドンへの文字ではなく予想外の人からの着信だった。