Sweet And Bitter Days (ページ20)

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お誘いページ20

you

お風呂で焼肉の臭いを落としサッパリした所に携帯の着信が鳴り響く。

ディスプレイを見ると、さっき登録したばかりの″Lee DongHae″の文字。

「ドンへ？どうしたの？」

何かあったのかと、電話に出れば‥

DH「あー‥、ヒョクとリョウクがさ、Aに会いたいらしくて‥。」

いきなり知らない名前が登場してきた。

‥誰？

ヒョクとリョウク？？

私に会いたいの？

知らない人だけど、ドンへがいるなら‥と

「別に構わないけど‥。」

DH「えっ？良いの？ちょっと無防備すぎるだろ！？」

了承すれば何故か怒られて‥

「えっ？何で？」

DH「だって、ヒョクとリョウクのこと知らないだろ？」

「うん。でもドンへが一緒なんでしょ？なら大丈夫じゃん。」

DH「あー‥、うん‥まあ、そっか。へへっ。」

電話越しでも照れているのが分かるドンへ。

怒ったり照れたり忙しいな‥。

「私はまだ仕事始まらないから、ドンへたちの都合に合わせるよ。」

DH「あっ、うん。じゃあ、スケジュール確認してまた連絡するよ。」

「うん。了解。おやすみー。」

ドンへの″おやすみ″を聞いて電話を切る。

ヒョクにリョウクか‥。

友達かな？

あっ、同じグループのメンバーとか！？

ネットを開いて検索してみようとしたけど、止めておいた。

変な先入観は持ちたくない。

それにドンへが変な人を私に紹介するとも思えないし。

ノートPCをパタンと閉じ、まだ乾ききっていない髪の毛を乾かそうとドライヤーを手に取った。