Sweet And Bitter Days (ページ14)

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帰りは‥ ページ14

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D兄「ドンへ、Aを送ってやってよ。」

焼肉を食べ終え、そろそろ帰ろうかという話になり駐車場へ来た時、ドンファオッパがそう口を開いた。

DH「それはもちろん良いけど、ヒョンは？」

D兄「俺はセヒに迎えに来てもらうから。」

「セヒ？あっ、彼女さん？」

DH「えっ？」

「えっ？」

何でドンへが驚くの？

DH「あっ、いや‥、知ってるの？」

「？？うん。」

D兄「どうしたんだよ、ドンへ？」

DH「あっ、いや‥。A帰ろう。ヒョン、またね。」

そう言うと車に向かって歩き出すドンへ。

‥‥どうしたんだろ？

変なの？

「オッパ、またね。」

″ああ、またね″と手を振っているオッパに手を振り返してドンへの元へ急ぐ。

既に運転席に座っているドンへの顔をのぞき込む。

窓を開けたドンへは″早く乗れよ！″と私を促した。

「お願いします。」

DH「ん。住所教えて。」

隣に乗り込んで、ドンへにお願いすると照れ臭そうに返事をした。

ピッピッとナビに私の言った住所を打ち込んでいくドンへ。

なんだか、別人みたい。

私の知っているドンへは車なんて運転できなかったから。