April shower 2 ［SEVENTEEN］ (ページ9)

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A「やっと終わったぁ〜…」
MG「それ俺のセリフなんだけど？」
A「ごめん…笑手伝ってくれてありがとう」
MG「どういたしまして」

掃除が終わればなぜか部屋を出て行くミンギュ。
あれ、ミンギュは私の部屋の掃除をしに来たんだっけ？

MG「違うよ、話をしに来たの！」
A「わあ、びっくりした！」
MG「掃除しに来たわけないでしょ」
A「え、なんでわかったの」
MG「思いっきり声に出てましたけど！」

そう言って再び部屋に入ってきたミンギュはドレッサーの前の椅子に座る。
私はベッドの上に座った。
戻ってきたミンギュの手にはパンパンになったスーパーの袋。

MG「今日はとことん付き合ってもらうからね」
A「え〜、ミンギュお酒弱いじゃん〜」
MG「いや、Aが強すぎるだけで俺は弱くない！」
A「仕方ないなぁ、私も少し飲みたい気分だったし、明日お休みだもんね」
MG「はい、Aこれ好きでしょ」
A「お、よくわかってるね〜」

ミンギュからビール缶を受け取って乾杯する。
ゴクゴク飲むと負けじと対抗してくるミンギュ。
何を競ってるんだか…笑

MG「あ、それで話に来たのはボニちゃんのことなんだけどさ」
A「あー、そうだよね…」
MG「Aのことだから自分で決着をつけたいって思ってるでしょ」
A「そりゃそうだよ、屈したままで終われない。でもね、ひとつ問題があって」
MG「問題？」
A「そう。今ボナを辞めさせるとスミンオンニに負担がかかっちゃうから。それだけは避けなきゃいけないの」
MG「もう…Aは本当優しすぎるよ」

ミンギュは椅子から立ち上がって私の横に座る。
トン、とミンギュの肩が私の肩に当たる。
お酒が入った私にとって、そんなのは体が熱くなるには十分すぎる刺激で。
あっという間に体温と心拍数が上昇した。