April shower 2 ［SEVENTEEN］ (ページ23)

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ご飯を食べて、お風呂に入って、ベッドで横になる。
ミンギュとのこと、ひとまずは解決でいいのかな。
現実味がなくて実感が湧かない。
でも、ミンギュのことが解決したからといって、全ての問題が解決したわけじゃない。
ボナのことをなんとかしなくちゃ。
明日も活動がある。
明日こそ、ボナからネックレスを取り返すんだ。

そこへコンコン、と扉をノックする音が響く。
はい、と返事をすると、ノックの主はジュナオッパだった。

JN「や〜A〜」
A「ジュナオッパ、どうしましたか？」
JN「Aが寂しくないかな〜と思って！」
A「寂しくないですよ〜、さっきはみんながお祝いしてくれましたから！」
JN「あとね、ミンギュのこと以外にも何か抱えてることがあるんじゃないかって思ったんだ」
A「え」

何かはわからないけどね、と笑うジュナオッパ。
鋭いその目は笑っていなくて、ドキッとする。
オッパってたまにこういうことあるんだよね、野生の勘なのかな…
少し怖い雰囲気を纏ったジュナオッパはふわふわと私の頭を撫でた。

JN「ごめんね、怖がらせたかったわけじゃなくて」
A「…はい」
JN「ただ、1人じゃ抱えきれないものだってあるし、それは仕方のないことだから」

そういう時こそメンバーを頼らなきゃって話だよ〜、と、今度は目も笑っているジュナオッパは、頭を撫でるのをやめて私をぎゅーっと抱きしめてくれた。
私もジュナオッパを抱きしめ返すと満足そうににっこり笑って、おやすみを告げて部屋を出て行った。

私の行動や態度一つで、ジュナオッパみたいな鋭い人にはきっとすぐにバレてしまう。
ハニオッパやジスオッパ、ミョンホにバレるのも時間の問題だ。
他のメンバーたちにバレないうちに、ちゃんと解決しないと。
そう決意して、眠りについた。