April shower 2 ［SEVENTEEN］ (ページ3)

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その後すぐにボナは帰ってきた。
よかった、ミンギュがきたことには気付いてないみたい。
ほっと胸を撫で下ろしたが、ソクミナからはカトクの嵐。

『ミンギュ全然元気ないんだけど』
『さっきAに会いに行ってたよね？』
『何かあった？ケンカしたの？』
『今夜僕に話して、絶対だよ』
『Aが部屋に籠っても僕は諦めないから！』
『ねえ、とにかく何か言ってよ』
『まさか僕ともケンカなの！？』
『やーA！こら！返事をしてよ！』
『僕たちもケンカだね？僕負けないから！』

誰もケンカはしてないし、なんで私とソクミナがケンカしてることになってるの。
返事をしてって、どう考えても短時間に送りすぎだし。
それに、負けないってなんの話？

『大丈夫、少し近過ぎた距離を置いただけだから』
『なんで私たちがケンカするの』

そう返事を送るとすぐにメッセージに既読がついて、『よかった、僕たちは仲良しだよね〜』って。
勝手にケンカさせないでよ。笑

BN「Aさん、随分楽しそうですね？」
A「ああ、ソクミナとやり取りしてただけだよ」
BN「ふぅん」

ボナも何故か不服そうな顔。
そんなに私が楽しそうにしてるのが気に入らないのか。

本番まで1時間半を切った。
そのタイミングでスミンオンニが控え室に入ってくる。

SM「さ、今日も仕事始めるわよ〜」
A「お願いします！」
BN「よろしくお願いします！」

オンニのお腹、すごく大きくなったなぁ。
こんなギリギリまで私の担当をしてくれるオンニには、本当に感謝しなければいけない。
オンニには安心して産休に入ってもらわないと。
より一層、私が頑張らなくちゃ。