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ミンギュがさしてきた傘に入れてもらって、並んで歩く。
歩いている途中にミンギュから手を握られて、私たちは手を繋いで歩いていた。
ちゃんと想いが通じた後だからか、なんだか隣を歩くのがいつもより照れ臭い。
MG「なんか、恥ずかしいね笑」
A「私も同じこと思ってた笑」
恥ずかしいと言いつつ、さっきより強く握られた手。
ミンギュの大きな手はすごく温かくて安心感があった。
体は濡れていて少し寒いはずなのに、心も温かくなる。
MG「俺たちのこと、メンバーたちに話さなきゃね。まずはリーダーズの3人かな」
A「許してもらえるのかな…」
MG「大丈夫だよきっと、わかってくれると思う」
A「どうだろう、もしすごく嫌な思いをさせたら、」
MG「大丈夫！俺がついてるでしょ？」
A「…うん」
味方がいること、ひとりじゃないことの心強さを改めて知った。
宿舎に着くとほとんどのメンバーが帰っていたみたいで、私たちを出迎えてくれた。
私が濡れていることを心配するメンバーや、私とミンギュが手を繋いでいることに騒ぐメンバー、反応はさまざまだった。
DK「おかえ…！？手！？手がぁぁ！？！？」
SG「ヒョン笑笑 ムスカ大佐じゃないんだから笑笑」
JH「これはちゃんと話を聞かないと〜」
JS「とりあえずA、お風呂入っておいで？」
ニヤニヤしてるハニオッパ、きっと後で1から10までみっちり聞かれるんだろうな…
ニコニコしてるのに目が笑ってないジスオッパは、私がびしょ濡れなことに怒ってるだろうし…
2人ともいろんな意味で怖い。
とりあえずは雨に濡れた体を温めるためにもまずはお風呂に入ることにした。
JH「やーミンギュ、やっと決心がついたんだ」
JS「それにしては遅すぎるよね〜」
MG「ヒョン、色々助けてくれてありがとう」
JS「1番心配してたのはウォヌだし、ウォヌにもちゃんとお礼言いなよ？」
JH「俺のエギを泣かせたら、ミンギュが相手でも関係ないからな」
MG「はい…」
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作者名：ｻｸｻｸﾊﾟﾝﾀﾞ | 作成日時：2023年8月9日 7時
