1話 ページ1
『あ、おはようロボロ。』
朝、自室から医務室へ移動している時に前を通りがかったひとつの影
ro｢ん、Aか。おはよう。｣
彼はこちらに気付くと私に笑いかける
『今日もかわいいね。』
ro｢二言目がそれでホンマにあってる？｣
その笑顔は私の一言ですぐに消えてしまったが
『あってるよ。今日も手が置きやすくて大変助かる。』
そう言って私はロボロの頭を撫でる
1日のうちで初めてロボロに会った時に行う日課のようなものだ
｢なっ、誰がチビや！頭撫でるな離せ！もうええ、監視室行くわ！！｣
彼は顔を真っ赤にしながら後退りをすると顔を背け、プンプンと効果音がつきそうな雰囲気で去っていく
『んふ、分かりやす。本当、かわいーね。』
私は知っている
彼の顔が赤いのも、さっさとこの場を離れたのも、怒っているからでは無いことを
sha｢あれ、Aおはよー！こんなところで立ち止まってどうし…うわ顔ヤバ。にやけ過ぎやろ。原因絶対ロボロやん。｣
『んへ、おはよシャオちゃん。いや今日もロボロはかわいいなって。』
sha｢ふ〜ん。……なぁ、ホンマに告白せんの？確実に上手くいくの分かってるやん。｣
『私からはしないよ。だって面白くないじゃん。私たちが両思いなの、幹部で気付いてないのロボロだけだよ？今しか見られない反応だってあるでしょ。』
sha｢うわ〜。趣味悪ぅ〜！｣
『それに』
『私、告白はするよりされたい派なの。』
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餅之助(プロフ) - まりあさん» 嬉しいコメントありがとうございます！とても励みになります！ゆっくりとではありますが頑張って更新していきますので、楽しんで頂けましたら幸いです！ (2月4日 20時) (
レス) id: 9cabb3db88 (このIDを非表示/違反報告)
まりあ(プロフ) - すごく素敵な文章で読みやすいです。更新頑張ってください！ (2月4日 19時) (レス) id: e29621fb11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：餅之助 | 作成日時：2024年1月27日 1時
