シンデレラは靴を履く。《Ryosuke.Y》

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今日は朝からとても充実してて、学校行ったら体育祭の係決め。









授業を受けなくていいってなんて幸せ。









学級委員が黒板の前に立って進めていく。









「になさん何する？」









にな「やっぱ救護」









「装飾も良さそうよ」









「静かにしてー…係決めますよ〜
まず、実行委員したい人…」









どんどんと係は決まっていく。









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私とになは無事『救護係』になることが出来ました。









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昼のランチタイム。









久しぶりに屋上で、しかも幼なじみ4人で食べられることになった。









大貴「待って待って、みんな救護係なの？！」









にな「私とAは救護」









涼介「俺も」









「大ちゃん何になったんだっけ？」









大貴「装飾」









涼介「マジで！？」









こんなに楽しいお昼食べたの高校生になってから何回目だろう。









みんな何かしらめんどくさい事があって、こんな風なお昼は最近じゃあ食べられなかった。









やっぱ大ちゃんのおかげかな。









大ちゃんとになは付き合ったのに全然前と変わらない。









にな「ねぇねぇ、A」









「なに？」









つんつんと肩をつつかれる。









にな「私と大ちゃんは付き合ったから…


次はAの番だからね」









にやにやと笑うになさん。









大貴「なに、今なんて言ったの？」









にな「秘密」









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確かに。









次は私の番だね。









自分の気持ちをちゃんと、









伝えなきゃ。









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