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コネちゃんは単純に巻かれてるだけだな、お前の方がここは長いだろう、何見失ってんだか。
「ふーん、普通に話しかければいいのにね」
「同感。それのせいで最近少しイライラしてるっぽい、あんまりAにお痛をするなら俺も行動しなきゃな」
「へぇ復讐鬼の出動？」
「いや、サボりの告げ口」
らんらん容赦な〜いとケラケラ笑うオスマン。楽しそうだな。
ふと、インカムに通信が入る。
《あ、もしもしひとらんさん？》
「エミさん？ どうしたん」
《今日の分が終わったから中庭まで送ったんやけど、居らんから何処やろと思いまして》
「あー、今オスマンの部屋におるんよ」
会話を察したのか、二人も呼びなよお茶入れるよと許可を貰ったので誘う。
「二人もオスマンとこおいで、お菓子と紅茶あるよ」
《そうでしたか、ではお言葉に甘えて其方に伺いますね》
ブツッと通信が切れる。
Aはどれを気に入るだろうかと、ケーキスタンドの上のスイーツに目を向ける。甘いもの好きなのAだ、きっと全部好きというかもしれない。
そんな俺を微笑ましそうに見つめるオスマンの目には気づけなかった。
※※※※
「失礼します、お待たせしました」
「はーいエミさん、Aちゃんいらっしゃいめう〜」
真っ直ぐ俺のところへ帰ってきたAの頭を撫でる。
「エミさんとの勉強楽しかった？」
「うん、今日ね自分で本読めたよ」
「そうなの!? 凄いじゃん」
俺の横に座るAの前にいくつかスイーツを取り分ける。見たことない物に興味がそそられたのか視線が外れる。残念。
食べるように促せばマドレーヌを手に取り、恐る恐る口に運ぶ。一口味わえばお気に召したのかガツガツ食べ始めた。
こりゃ満足するまで話しができないや。
「文字を読めるようになってから成長速度がグンと上がりましたよ、幼児向けの本ならほぼ一人で読めますよ」
「Aちゃんは優秀めう〜」
そっか、やっぱり賢い子なんだなとAが誇らしく思える。
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夏目(プロフ) - その意見に僕も賛成ですね！納得出来ます。 (2018年10月14日 18時) (
レス) id: 6f15b8d456 (このIDを非表示/違反報告)
salty*(プロフ) - その意見好きです。同じ思考の方がいて安心しました。 (2018年10月14日 13時) (レス) id: a689761f76 (このIDを非表示/違反報告)
水無月みなと(プロフ) - 作者様がどこまであの件を知っているのか定かではないのですが、あの件についてはタイミングが悪かったとしか言いようがないかと思います。長文失礼致しました。 (2018年10月14日 12時) (レス) id: 14b86691aa (このIDを非表示/違反報告)
水無月みなと(プロフ) - コメント失礼します。某生放送の件ですが、knさんがなにを見たのかははっきりしておりません。もちろん、作者様がおっしゃっているDV系のを見たという可能性はないとは言い切れませんが、少なくとも本人の口からはなにを見たとは言っておりませんでした。 (2018年10月14日 12時) (レス) id: 14b86691aa (このIDを非表示/違反報告)
レディ・トリカワ(プロフ) - ねねさん» 初めまして、誤解があったようですみません。BLのことを特殊性癖と書いた訳では無いのです、DV系の話だったと聞いたので特殊性癖だなぁと思い今回そう表記しました。不快に思われたようですみません。私自身はBLはむしろ好きで書いています。 (2018年10月14日 11時) (レス) id: ef467aa87d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レディ・トリカワ | 作成日時：2018年9月20日 11時
