酔っ払い ページ20
知 念side
涼介まだかなぁ〜?
ドラマの打ち上げで飲みに行った涼介を待ってたんだ。
久しぶりに早く帰って来れるって言ってたから。
ガチャ
涼介だ!
僕は嬉しくて、玄関に急いで向かった。
涼介は顔を真っ赤にして、フラフラしてる。
「りょーすけー!おかえり...って」
「ちねぇーん」
「くっさ!お酒飲みすぎ!」
涼介からはキツいお酒の匂いがしてくる。
鼻が曲がりそう。
「ちょっと!酔っぱらい!」
「俺は酔っ払ってなんかないよ〜ん」
「どこが!?千鳥足でふらついてる人は酔っぱらいっていうの!」
「んー」
僕は涼介が酔っ払ってると思って油断してたんだ。(実際に酔っ払ってるけど)
「んっ...あっ..りょ..すけぇ..やぁ」
いきなりキスしてきた。
忘れてた。
涼介は酔うとキス魔になるんだ。
でも、キス魔になるのは家の中だけ。
仕事柄、”キスした”なんてことになったらもう大変。
酔っててもプロ意識があるんだなぁって涼介に感心してた。
でも!
「りょーすけ!僕やだ!」
僕は酔っ払ってるやつとキスしたくない。
「僕、臭いのとキスしたくないの!」
「なんでぇ?俺とキスしたくないのぉ?」
今度は泣き出した。
あぁ...もう!めんどくさいなぁ…。
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作者名:ふぉー | 作成日時:2020年1月19日 17時