【本丸爆笑】僕の考えた最強の除霊方法【刀剣乱舞】

最強除霊方法4 ページ6

「どの部屋の鍵なんだろうね？まんばちゃんは他の部屋見た？」
「いや、見てないな。最初に入った部屋が此処でクローゼットがあったからつい…」


　なるほどね。最初からスタンバってました状態だったんすね。だから主が入ってきた時ｶﾞﾀｶﾞﾀ言ってたのか。部屋入るまで聞こえなかったもん。見えてたんだな！

「しゃーねぇ、いっちょ行くか！ワクワクすっぞ！！」
「前代未聞の本人実況！A&まんばチーム、只今部屋を飛び出しましたァ！！進む先は吉と出るか凶と出るか！？運命のダイスゲーム！！」

　怖さを紛らわせるために実況をしています。因みに全て小声である。大声出してさっきの幽霊に見付かったらまずいからね！



　部屋を出て辺りを見回す。古びた洋館。建設されてから随分年季が経っていると見た。全体的にどんよりと重く感じる空気。とてつも無い嫌悪感。間違い無い、黒です。

「とりまホールで突っ立ってるのやめヨ？此処広くて危険ヨ」
「わかったが…どこの人だそれ」

アユタヤ人です(嘘)
此処は広いから探索に時間がかかるな。早くミレ○ユ見つけなきゃ！(参照:3話)人は道を選ぶときは左を選びやすいって言うからね。逆に右行ってみるか！

「右側廊下に出ました。洋室が二部屋並んでいます。まんばさん、【前の】洋室から鍵を試してみても良いでしょうか？」
「ここでA選手、まんばちゃんの中の人、【前野】を強調して来ました！！しかし許可をします！」

　その言葉を聞いてドアに先程拾った鍵を差し込んでみる。最初の部屋って鍵合わない事多いんだよなぁ。そんな事を思っていたが、案外円滑にドアは開いた。

…懸念は無駄でした！！！



「失礼しますよと」
「まんばちゃんも失礼しますよと」



「いらっしゃいませと」
「どわぁあ……！？！？…やべっ！」


　部屋の中から何者かの声が聞こえ、思わず叫び声を上げてしまうが、すぐにまんばちゃんに口を抑えられた。痛い。

「よっ！鶴丸国永だ。俺みたいなのがこんな部屋にいて驚いたか？」
「おっまえ…心臓止まるかと思ったわ。ウルトラ心不全になりそうだった…」

　何で鍵かかった部屋に居るんだし。不思議な奴よのう。



「いやぁ実はな、この部屋をぶっしょ…探索していたんだが、何者かに鍵をかけられてしまってな！出れなくなっていたんだ」

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