【本丸爆笑】僕の考えた最強の除霊方法【刀剣乱舞】

最強除霊方法29 ページ33

大和守「成仏…出来たのかな」
最後は笑ってた。どうか安らかに眠れますように。

乱「…と言うか、九条さん。どういう事なの！？」

九条さんを軽く睨みつけた皆。すると、彼は仕方無いとでも言うように肩を竦めた。





九条「あの時は本当に死んだかと思ったんだけどさ、直前でこんのすけが身代わりになってくれたんだよ。」

『…はい？？』




こんのすけが身代わりになってくれた…だと！？
どういう事だよ！？

九条さんの説明によると術を発動させた後、チエコの一撃を喰らう前にこんのすけと入れ替わったという。




こんのすけ「九条様が本当に危ない状態だったのは確かです！それまでは中々通信が繋がらなかったのですが、奇跡的に通信が回復し、お助けする事が出来ました！」


いつの間に来たのか、九条さんの背後から話し始めたこんのすけ。



どうやら政府には秘匿の【緊急身代わりシステム】なるものがあり、役人が本当に危ない状態になった場合はこんのすけと入れ替われるらしい。

てかこんな事審神者に話していいのか？


九条「あの時は俺も動揺してて忘れてたんだけど…こんのすけが来てくれて助かったよ。ありがとう」


「なんのこれしき！油揚げ十枚で勘弁してあげますぞ！」と自慢げに言うこんのすけ。
油揚げ要求するんかい。図々しいな、このクダギツネ。





『でも、あの怪我負ったのは本当なんだよね？』

そう言って九条さんを見上げる。
視線に気付いた九条さんは、（人1）を少し見下ろし、微笑んだ。



九条「そうだけど、緊急身代わりシステムを使えば役人が負った怪我は全てこんのすけに引き継がれるからね」


こんのすけ「私めはいつでも治療が可能ですので、もう完全回復です！九条様も私も無傷です。ご心配なく！」


こんのすけの言葉につい二人をまじまじと見つめてしまった。一分後、安心したのか腰が抜けてしまう。





『あぁぁぁあ〜…良かった〜！！』
ぺたりと座り込んだ（人1）に皆が笑みをこぼした。



九条「こら、座り込まない」

『だ、だって〜！！』


近寄って来た九条さんをそっと抱き締める。
九条さんは（人1）のいきなりの行為にかなり驚いていた。
暫くするとそっと抱き締め返してくれた九条さんに今度はこっちが驚いた。

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