七章 ページ8
「この本丸がこうなったのはな、二代目の主の時からでな。…二代目の主は顔の整った刀剣には夜伽、短刀には暴力を振るった。それからも主運に恵まれなくてな」
なるほど。ブラック本丸に良くありがちなパターンだ。
一度悪い主が来てしまうと、中々良い主はやって来ないという負のサイクル。
『失礼かもしれませんが、一代目の主様は…？』
「一代目はとても良い主だったな。病にふせ、もうこの世には居ないが」
そう言うと、三日月は懐かしむような表情を作った。
そこに何とも言えない哀愁を感じる。
「……俺が、この本丸の初期刀なんだけど、あんなに良い主は見たことなかったよ。まあ、今までに何度かまともな主は来たけど、皆怖がって逃げちゃったんだよね」
静かに口を開いた加州。
ふと、自分の本丸の清光を思い出してしまった。比較してはいけないのに。
やはり、後悔の念が強かったのだろう。
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鶴宮。(プロフ) - 弥鶴期さん» ありがとうございます！！頑張りますね(*´∇｀*) (2018年9月15日 20時) (
レス) id: 879806e61a (このIDを非表示/違反報告)
弥鶴期 - 「鶴丸ぅぅぅぅ！！！！」と叫びたくなるほど好きな私ですが、この小説に鶴丸がでて今、とても嬉しいです！ これからも頑張ってください (2018年9月15日 20時) (レス) id: 368acf6338 (このIDを非表示/違反報告)
鶴宮。(プロフ) - 夢主の発言に関しては、(名前)は○○をしたなどの説明を入れないので、誰が話しているかわからないかと思い、『』で表現しております。 (2018年9月6日 10時) (レス) id: a8f20e40b5 (このIDを非表示/違反報告)
鶴宮。(プロフ) - まなみさん» コメントありがとうございます。夢主のカギカッコに関しては、文でも説明を入れて居ないので、わかりにくいかと思い、意図的にそうしております。ご意見有難うございました！ (2018年9月6日 10時) (レス) id: a8f20e40b5 (このIDを非表示/違反報告)
まなみ(プロフ) - 長文失礼いたしました。 (2018年9月6日 9時) (レス) id: 5229721b17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鶴宮。 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/zakkusu/
作成日時：2018年9月4日 14時
