生徒会書記の渡辺くん，second

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今日は生徒会の仕事が無いため、放課後の校内をうろうろとする




｢あ、A兄！｣

聞きなれた声が僕を呼び止めた


｢光くん……！と…何それ？｣


光くんは男の子を引連れていた


｢こいつは三葉、写真撮りたいんだってよ｣


光くんにそう紹介された三葉くんは……


｢ﾁｯ……何なのこの人？可愛い顔しといて、僕のこと痛めつける気でしょ！！！｣


え………自意識過剰系？
それとも被害妄想激しい系？


｢いや、そんなことしないけど………｣

三葉くんはどうやら怪異で、何故か成仏出来ないらしい



｢A兄もこいつのこと手伝ってやってくれないか？｣


｢いいよ｣


光くんのお願いはできるだけ聞き入れたい




｢やだよ……こんな女顔｣


｢……………人のこと言えないんじゃないですかねぇ？｣


｢ﾋｯ…………｣


三葉くんは悲鳴をあげる




｢それに僕、君よりは先輩だから｣









三葉くんはこの後僕に懐いた

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