ハーツラビュルの道化師さん (ページ26)

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(回想)

「学園長、報告します」

アーシェングロット君がやっていたこと

生徒につけられたイソギンチャク

「そうですか………貴方は無事なのですね？」

「まぁ……はい………」

腐っても教育者、生徒の身の安全は心配してくれる

「さて、どうしたものでしょうか……」

「彼の対策ノートは完璧ですよ、そして合法的………学園長が止めた場合、信頼を失いますよ」

「やはり、そうですか………」

人としてクズになるか、教育者としてクズになるか………2択だな

「報告、ありがとうございます…もう下がっていいですよ」

そう言われて寮へ戻る

後日、モストロ・ラウンジがオープンしイソギンチャクが居なくなったとか…………

もちろんその後、アーシェングロット君には呼ばれた

「いやぁ、素晴らしい………貴方のおかげでモストロ・ラウンジを開店することが出来ました」

「よろしければ、僕達と一緒に働きませんか？A・ジョーカーさん」

「フルネームで覚えてるんだ………」

「えぇ、最初に契約書に書いてくれたじゃありませんか！学年組、寮に誕生日、部活や特技まで、契約者の事は全部把握していますよ」

「……そ、そうなんだ…」

一歩間違えると変態だなぁと思う