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「ここが体育館……」







「そしてここが屋上…」




僕の後ろをひょこひょこと着いてきていたAだったが、屋上に来た途端……




「広いっ!!あったかーい!!」




しまった……あくまでAは犬……

屋上で走り出したのだ



「輝くん見てみて〜」



柵を飛び越えそうな勢いだ





「A、待てっ!!!」




「!?」


背筋がピンと伸びて僕の命令を聞くA








「輝くん………怒った…?」


恐る恐る僕を見上げる





「怒ってないよ………」



そう言って頭を撫でてやる






「えへへ」


耳と尻尾を出して嬉しそうに僕の手に擦り寄ってくる





「………そろそろ教室に戻るから耳と尻尾、隠して…」




そう言って僕はAから手を離した





「はーい……」

Aは名残惜しそうに僕の手を見つめた

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ルル - 面白かったです!! (2020年3月12日 19時) (レス) id: 8704b5e388 (このIDを非表示/違反報告)
kei yozakura(プロフ) - ハッピーエンドがみたいです! (2020年3月11日 19時) (レス) id: 60bba20fea (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ハッピーエンドが見てみたいです!! (2020年3月11日 17時) (レス) id: 1bb09205bd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:神咲 | 作成日時:2020年3月7日 22時

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