女だって喧嘩して何が悪いⅢ (ページ14)

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知らないビジョンページ14

千咒「!!うまっ」

『でしょ？』

千咒「え？何コレ!?しょーげきっ！甘さとスースーの絶妙なハーモニー!!」

さっきまで合わないと思っていたチョコミント味のアイスを気に入ったようだ。

すぐに食べ終わったと思ったら、プラスチックのアイスの棒を加えたままにしている姿が

『ダハッ！赤ちゃんのおしゃぶり！』に見えた。

千咒「今日はありがとな花垣！楽しかった

　今度の七夕、梵の集会だから忘れんなよ！」

『うっす…ってかいつまで持ってんだよ、その棒』

食べ終わったアイスの棒を捨てずにずっと持っていることを指摘した。

千咒「ん？……チョコミント、また一緒に食べたいな」

嬉しそうに恥ずかしそうに言う千咒は普段の男まさりな感じではなく、年頃の女の子のようだった。

『またおごるよ、約束！』

約束をして、既に改札を通った千咒にアイスの棒を投げて渡してもらう

その棒が手に乗った瞬間、電流が走ったような感じと

知らないビジョンが見えた。

～～～～～～

雨の中で千咒は倒れていて、自身は泣いていた。

『千咒！！』

千咒「……フフ…花垣、約束守ったぞ」

そう涙を、浮かべながら

『あ"あ"あ"あ"！！』

自分はなにも出来なかったと後悔していた様子が見られた。

～～～～～～～

え!?は!?なんだ今のビジョン！