女だって喧嘩して何が悪い

ん？あの二人は… ページ34

あー…スーパーの場所何処だよ…


兄さんに押し付けられた買い物メモとスーパーへの地図に目を通しながら辺りを見回す





…ん？あの二人は…



「あー喉かわいたなァ」


「そっスね…あ！あそこに自販機がありますよ！」


「お！マジか！！」


「場地さんの分も買ってきますね！」


「いいのか？！」



「はい！少し待ってて下さいね！」


そう言って金髪っぽい人は自販機に向かって行った。


あの二人…何処かで…見たことがあるような気がするでもない


見覚えのある二人に頭をフル回転させるA


じっと見つめていると髪をまとめた変な眼鏡している人が教材を一冊落とした


だが気付く素振りも見えなかった為、


『落ちましたよ』


急いで向かって教材を拾った



「ありがとな！」


変な眼鏡の人はニカッと笑い、口からは特徴的な八重歯が見えた



『あの、もしかして…壱番隊 隊長の場地さんですか？』


場地「？ああ…お前どっかで見た事ある…」


千冬「え！宵崎がなんで此処に…」


場地「あ、肆番隊に入った宵崎か！」


『はい。』


場地「なんでこんなとこにいんだ？家はこっちじゃねぇだろ？」


千冬「それに、なんで買い物バック持ってんだ？」


『兄に頼まれて買い物に来たんですけど…スーパーが見当たらなくて…』


場地「…？何処だここ」


千冬「ん…？おい、紙の向き反対だぞ」


『「え」』

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