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初対面 ページ28

『マイキー…あの、離して欲しいです』


私は今、マイキーこと佐野万次郎。


東卍の総長に抱きつかれている



先程「俺は喧嘩第一なので無理です」と答えたらムッとして抱きついてきた


ナホヤ「それじゃあ頑張れよ〜」


ソウヤ「先帰ってるからねー」


『え、ちょ、お二方冷たい…』


マイキー「…来い」


マイキーがそう言うと手を引かれて、校門まで連れて来られた


マイキー「オレのけつ乗せてやる」


『えーっと……ナホヤさん助けて…』


その小さな叫びは誰にも届かず「腰にちゃんと手ェまわしてろよ」と言うマイキーの声によって、バイクは急発進した









___________

武道side




「ごっほ…喉枯れたかと思った…」


そう言ったイケメンはマイキー君のバイクから降りて真顔で言っていた


マイキー「そーか?結構遅めにしたつもりだけど」


「はい?めっちゃ速いですよ…」


『あ、あの…マイキー君。』



マイキー「んー?」



『オレ…なんで呼ばれたんすかね…』



「うん、俺も同意見だわ。名も知らない金髪君」



二人でそう聞くとマイキー君は「ふふん」と得意気な顔をして


マイキー「タケミっちと宵崎を会わせようと思ったんだ」ドヤァ


ドヤ顔で答えた


そうするとイケメンは溜め息をつき、オレの方を向いた


「俺は宵崎A。よろしく」


宵崎さんは軽く微笑えんだ


『綺麗…』


「ん?どうした」


『あ、なんでもないです!!』


つい言ってしまった…男に言うなんて変だったよな?!


…宵崎さんの笑顔は綺麗だったけど、目は笑っていなかった。


もしかしたら何か…「おーい、タケミッチ君だっけ?大丈夫?」


整った顔は目の前まで近付いていた


『??!なんでもないです!!

  オレ、花垣武道って言います。中2です』



「じゃあタメだね、敬語はいらないよミッチ君」



『え、そうなの?!』


顔も大人びててイケメンで


背も低すぎないから年上かと思った



マイキー「てか、宵崎の下の名前ってAだったんだなー」



「あれっ言ってませんでした?」



マイキー「聞いてない」



この和やかな空気がなくならなければいいな、等と武道は考えていた





そして、この時初めて出会った事で稀咲の歯車が崩れ始めたのだった。

突然だが→←邪魔しないで下さい総長さん



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ヰAKATSUKI(プロフ) - 嬉しいコメントありがとうございます!面白い作品が作れるよう精進しますね! (2021年10月21日 17時) (レス) id: cf77d2494b (このIDを非表示/違反報告)
マイマイマイキー - ヰAKATSUKIさん» うん。面白い…思った通り面白い。体には気をつけて更新頑張って下さい! (2021年10月21日 16時) (レス) @page39 id: ce7ca8cbb8 (このIDを非表示/違反報告)
ヰAKATSUKI(プロフ) - 初めてコメントを戴いたので、嬉しい限りです!高く評価して貰えるだなんて…貴方様こそ神ですか!! (2021年10月18日 21時) (レス) id: cf77d2494b (このIDを非表示/違反報告)
癒し系猫 - うっっっわ!!!!めっちゃ最高です!!え?神ですか!?神ですよね!?(混乱) (2021年10月18日 21時) (レス) @page37 id: 5f340e67e1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヰAKATSUKI | 作成日時:2021年8月19日 12時

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