簡単な恋なんてない。 (ページ4)

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小学4年生ページ4

伶菜「友達っ！！」

そう言って太陽のような笑顔のこの子は
わたしが小学4年生になってできた友達。

伶菜はいつも明るくてこっちまで笑顔になれた
わたしのことも笑顔にしてくれた

あの日まで。

女子A「伶菜ってぶさいく～」

女子B「伶菜うざいよねみんな無視しよーよ！」

わたしの耳にはいった伶菜のこと

女子A「Aも無視だよ？絶対ね♡」

なんて言われたけどわたしはこういうのが嫌い

なんで無視するのかも意味わかんない

わたしは伶菜と仲良くし続けた

伶菜は負けなかった強い子だった

伶菜「勝手に言ってれば？」

わたしは何も出来なかった。

伶菜が強いと思った子達はターゲットをわたしに変えた。

女子A「きーもーいー」

女子B「あははははっ！」

そんなにひどいいじめじゃなかった。

耐えれるくらいだった。

そのうち伶菜は離れていった

ひとりになったわたしは男子にもいじめられるようになった。

先生「はい！じゃあ～、Aさん！ここ答えて！」

「あ、はい…。えーと…」

わたしが答えたらクラスはシーンとなった。

「…」

男子A「間違えてやんのー！爆笑」

男子B「だっさ笑そんなんもわからんの？爆笑」

間違えただけなのに

他の子にはそんなこと言わないくせに。

先生「はい、じゃあ○○くんここわかるかな？」

先生も…無視…だよね…。

初めて辛くて学校が嫌だと思った。

昼休みになり、わたしは学校から逃げ出そうとした。

でも、親に心配かけちゃう。

そう思ったら一歩が踏み出せなかった。

チャイムがなっても教室に行かなかった。

すると、

先生「Aさん？」

先生が探しに来て、一緒に教室に行った。

教室に入るとみんなが席に座っていた。

扉を開けると同時にみんなの視線がこっちに…。

男子A「おっせーな！」

男子B「さぼってんじゃねーよ！」

また。きつい言葉。

「せんせ…」

先生「はいっ！Aさん席ついて！授業はじめまーす！」

…また…。

学校なんて、先生なんて、、