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○ ページ17
しばらくして樹はぽろぽろと涙を溢しながら、
樹「樹、悪い子…?パパ、樹、嫌いになった…?」
優「…今日の樹は悪い子だったね。でも、いつも検査も治療も頑張ってる樹も知ってるよ。本当はみんなと走って遊びたいのに我慢している樹も知ってる。お鼻の酸素も、車椅子も嫌なのに頑張ってる樹も知ってる。
そんな樹の事、パパは大好きなんだよ。
きっとジェシーもね。
でもまたこんな事しちゃうような樹は、パパも好きじゃない。
だから、もうこんな事しないって約束できる?」
樹「するっ、約束するっ…。ぐすっ、パパ、ごめんなさい…。」
優「ん、いいよ。」
樹「パパっ、抱っこ…、ぎゅーして…?」
優「はいはい、ほら!ぎゅー!」
樹「ぎゅー…!」
優「あとでジェシー起きたらパパと一緒に謝ろうね。でさ、樹とジェシーで今度お休みの日にお弁当持って遠足行こう。」
樹「…!うん!」
その後、樹はジェシーにきちんと謝り、後日一緒に遠足のやり直しをしました。
もうこんな事二度とごめんだぞ、樹。
Fin
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作者名:ぽむ | 作成日時:2024年1月13日 14時