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右翼に走らすに連れて徐々に死体の数も増えて行く



リ「おいさっき見えた信煙弾は何個だ」


エルド「全部で5つです」


オ「5つだと…?」


ダ「…多いですね
全て奇行種でしょうか…?」


リ「…さぁな
だか、状況が最悪ってことは確かだ」



現場はまさに地獄

強烈な血の匂いに眉間が寄る

原型を留めていない死体達が俺を見上げる


裏腹に少し違和感を覚えた



ペ「兵長!…ッ!?」



戻ったペトラは目の前の光景を見てたじろぐ



ペ「…ひどい」


兵「エルヴィンは」


ペ「は、はい!
左翼ほぼ全滅とのことで撤退命令が出ました」


兵「…そうか」



せめても、と調査兵団の印を取ろうとする

それに続きペトラらも転がる死体に近寄る


最後のひとつを手に取る直前でピタリと手を止めた俺を見てペトラらは不思議そうに首を傾げる




…死体の数が少ない


そうだ

さっき引っかかったのはこれだ



集めた印を数えても右翼ほぼ全滅にしては少な過ぎる

他のやつは皆巨人腹の中か?

いや、だとしても



エルド「…どうかしましたか?兵長」


兵「…他に生きている奴がいないか探すぞ」


オ「え…これからですか?」


兵「あぁ」



この光景を見て他に生きている奴がいるとは考えづらい

にも関わらず、探す。と言い出した俺に困惑の表情をみせる



「うあぁぁぁ!!!」

「「「!?」」」



その時、何処からか叫び声が聞こえた

急いでそこへ向かうと今にも食われそうな兵士がいた



兵「…チッ」



10メートル級が2体

13メートル級が1体

8メートル級が1体



兵「オルオ、ダンク、ペトラ!!!お前らは10メートルを殺れ!
エルドは俺に着いてこい!」

「「「了解!!!」」」



スピードをあげアンカーを飛ばす

13メートル級を殺り、次をやるべく跳躍すると下の方からまたも悲鳴が聞こえた

さっきの奴とは違う兵士が増えた巨人に掴まれていた



12メートル級2体



エルド「兵士!!!自分が行きます!!!」


兵「いや、俺が行く
お前は8メートル級を殺れ」


エルド「了解!!!」



アンカーを刺し替えスピードをあげた

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追憶者(プロフ) - リヴァイ ですよ。リバァイ じゃありません。 (2020年6月7日 20時) (レス) id: 67f5c031fb (このIDを非表示/違反報告)
かまぼ子(プロフ) - 主人公すご過ぎ(°▽°)他のキャラと絡んだら面白そう(≧∇≦)更新楽しみにしてます! (2019年6月27日 17時) (レス) id: e8f8253613 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミキ x他2人 | 作成日時:2019年5月6日 10時

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