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いよいよこの日がやって来た
『よっしゃ行くぞーおー！』
「お、おぉー？……じゃねーよ！」
気合い充分でAが言う
行くって何
流れで何となく合わせてみたが、行くって何
いつの間にか大きなカバンを背負わされ手を引かれる
『よっしゃ行くぞーおー！』
「無視してんじゃねーよ説明しろコラ」
目あったの分かってるからな逸らすなおい
『んもーリアムは察しが悪いなー』
「察するも何も思い当たり過ぎて不安だわ
頼むから説明してくれじゃなきゃ俺死んじゃう」
『大袈裟ね』
「俺にとっては死活問題なんですが」
それを大袈裟って言葉で片付けるのかこの女は
俺、人間
『仕方ないなー特別だよ？』
「誰かー頼むーこいつに理解させる通訳をー!!」
Aの作戦はこうだ
まずウォール・マリアまで行きひとまず壁の上で一休みする
そして調査兵団が居そうな所までAが見に行って壁外調査のその日まで待つ
『ここからはリアムが考えた通り』
「つまりは合流して調査兵団に協力を仰ぐってことか」
『うん
前の話で確かに考えなしじゃ駄目だなって思ってね
どうにか調査兵団とやらに説明して協力して貰わないと』
「そうだな」
問題は、そこまで無事に辿り着けるか。と、調査兵団が協力してくれるのか。だな
壁にさえ着いてしまえば上に登れて安全だ
壁の上で一休みすると言うのは名案だろう
俺の安全も守れて、且つAも自由に動ける様になるのだから
普通に考えて無理な話だか、Aがいるならそれは可能だ
だとしても、急じゃないか？
『だって壁外調査がいつか分からない以上動くなら早い方がいいじゃん』
「そうかもしれないけど、準備ってもんがあるだろ…」
『カバン持ったよ』
「俺の心だ馬鹿やろ」
と、デコピンをされた痛ひ
『んーじゃあもう少し後に出る？』
「…いや、大丈夫だ行こう」
確かにAの言う事も一理あるし
『そうんじゃ行こっか
行きは走るからおぶってくね』
「わかった」
２つのカバンを抱えAの背に乗った
行くよ。と小さく言うと勢い良く飛び降りた
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追憶者(プロフ) - リヴァイ ですよ。リバァイ じゃありません。 (2020年6月7日 20時) (
レス) id: 67f5c031fb (このIDを非表示/違反報告)
かまぼ子(プロフ) - 主人公すご過ぎ(°▽°)他のキャラと絡んだら面白そう（≧∇≦）更新楽しみにしてます！ (2019年6月27日 17時) (レス) id: e8f8253613 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミキ x他2人 | 作成日時：2019年5月6日 10時
