写真立て３ ページ30
。
その音を聞いたAは、ペンギンから視線をそらし、火を止めにキッチンへ戻る。
貴方「…ドジったなぁ……」
ため息混じりに呟きながら紅茶を淹れる
その後ろ姿をペンギンは壁に寄りかかりながら眺めていた。
貴方「…何も聞かないのか。」
ペン「Aから話したくなったらでいいさ。」
貴方「ッフフ…牽制しておきながら言うセリフでは無いぞ？」
だな、と少し笑いAの手伝いをする
貴方「毒なんて入れないから安心してくれ。」
ペン「そんな心配して無さ、ただ…
どうしたら、Aが俺たちを信用してくれるのかなって考えていた。」
Aは驚いた表情でペンギンの方へ振り返る
貴方「君はどうしてそこまで……」
“私を信用できるんだ”という言葉はAの中で消えた。
優しく…けれどもとても悲しそうな目をしてペンギンはAを見つめていたからだ。
貴方「…ッ…ここのクルーは皆優しい…だが私はその優しさに堪らなく不安になる事がある。」
ペン「優しさは時に枷にもなるからな。」
何か聞きたげなAに対し、昔色々あってな…と呟き帽子を深くかぶる。
ペン「そんな優しさを俺たちに忘れさせないでくれたのが“ロー”なんだよ。」
今のペンギンは、船長ではなく友としてロー想う顔だった。
ペン「昔話をあんな楽しそうにするあの人を…俺は初めて見たんだ。」
薬品庫で昔話に花を咲かせ楽しそうに話していた２人の事は、ペンギンを含むクルーの皆が知っていた。
ペン「……それだけで、今は十分だ。」
貴方「ロー君はこの海賊団にとって、かけがえのない存在なんだな。」
そんな人たちを私は利用しようとしているのか…
Aはその事実から目を背けるようにペンギンから視線を逸らした。
ーーー
あの写真の事は、ちゃんとAの口から船長に伝えろよ？
……バラされそうだな。
だな(笑)
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ぼんぼん - まって内容神だし絵うますぎてハゲる (2022年12月22日 20時) (
レス) @page1 id: 975a7d9699 (このIDを非表示/違反報告)
仮面タロウ(プロフ) - 麗さん» ご指摘ありがとうございます…！仮で設定していた名前を変更し忘れていたようです…。混乱させてしまってすみません。すぐに修正しますね！ (2020年11月22日 19時) (レス) id: 2292ab7783 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 17ページ まさか、医者(おれの乗 ここの文の意味がいまいちよくわからないです。 (2020年11月22日 9時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 3ページ ユリ というのは偽名なのでしょうか? (2020年11月22日 9時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
仮面タロウ(プロフ) - マルさん» ありがとうござます(^ ^) (2019年5月8日 4時) (レス) id: 2292ab7783 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仮面タロウ
| 作成日時：2019年5月3日 17時
