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Aside
「そもそも、家が焼けた時なんで頼らなかったんだ。俺という存在がいながら他の男と同棲なんて…」
「同棲じゃねぇ同居だ。……と言うかまて、まさかお前らそういう仲だったのか…！？」
やべぇ、話がとんでもない方向へ進み出した。
「おいホークス、誤解を招くような言い方すんなよ。」
「誤解とは？お前も前に言ってくれただろ。『俺にとってホークスは、大切な家族のような存在だ』って。」
「やはりお前ら…」
「確かに言ったけど“兄弟”って意味合いでな！」
てかお前！さっきからワザとやってるだろ！？
睨む俺に、ホークスは知らん顔で話を続ける。
「とにかく、この件に関しては“ただの担任”でしかないアナタが出るまくじゃない。俺とAとの問題だ。」
「いいや、ドンキホーテに関しては俺にも関係がある。」
「は？なら、どんな関係があると？」
「俺が…A・ドンキホーテの後見人だからだ。」
「え、」
うっそ、全然知らなかった。
「じゃあなに？相澤先生は俺にとって保護者代理ってこと？？」
「そういうことになるな。」
警察署での取り調べを終えた俺を迎えに来てたのは、単に担任だからってわけじゃなかったのか…
「…………家族だと思ってたのは、俺だけだったのか。」
そうか、そうか。
壊れた人形のように同じ言葉を繰り返すホークス。
俺も家族だと思ってる。そう言おうとした言葉が詰まった。
感情の抜け落ちたホークスの表情が、前世で見た、死地へ向かう兵士そのものだったからだ。
最近様子がおかしかったのは、まさか…
「ホークス！お前これから何処へ向かうつもりだ！？いったい何をやろうとしている！？」
「俺がどうしようと構わないだろう。──所詮は他人だ」
「お前、何を言って、」
俺の言葉を遮るように、赤い羽が目の前を舞った。
病院の窓枠に手をかけたホークスに向かって、声を張り上げる。
「テメェ！どこ行くつもりだ！言い逃げすんな！！」
ベッドから飛び起きのばした手は、虚しくも宙をつかんだ。
滑るようにして飛び立った赤は、瞬きする間に視界から消えた。
「このクソ鳥──ッ！！！」
無機質な室内
ホークスは赤い羽を広げ、影の権力へ平伏する。
「俺が穢れてみんなが安心できるようになるのなら、喜んで引き受けますよ。だから──
──彼を巻き込むのだけは、やめていただきたい。」
ホークスは独り、戦っていた。
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トカ - ずっと続き待ってます、、、 (4月13日 20時) (
レス) @page46 id: e74bb02192 (このIDを非表示/違反報告)
腐りきった鳥 - ダメだ、、、どうしても腐に変換してしまう、、、！！(続きは亀進行でもいいので更新してくれると嬉しいです！！！ (3月26日 13時) (レス) @page30 id: e74bb02192 (このIDを非表示/違反報告)
美呉(プロフ) - オット、続かない？ (3月14日 1時) (レス) @page48 id: c01229bbb7 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆきちゃん - 歌いながらはずるいwwwwwwwwwすこwwwwwww (2月26日 22時) (レス) @page14 id: f21316dc06 (このIDを非表示/違反報告)
ガトー - 続き待ってます ゆっくりでいいので更新してくれると嬉しいです (12月13日 23時) (レス) @page48 id: 559ff82d78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仮面タロウ
| 作成日時：2023年3月18日 18時
