94_THE試験 ページ18
Aside
ヒーロー仮免許取得試験当日
俺は覚えたてのヒーロー学の法律用語を読み上げながら、単語帳を一心不乱にめくっていた。
「お、おいドンキホーテ。なにも試験は筆記と決まったわけじゃないんだからさ…その、落ち着けよ。」
「瀬呂の言う通り、もっと気楽に行こうぜ。な？」
「今話しかけないでくれ。覚えた用語忘れそう」
こちとら頭の出来がお前らと違うんだ。
万年座学ビリ舐めんなよ！こんちきしょうがァ！！
「ドンキホーテくん、今日は朝からすごい気合い入っとるね…」
「ヒーロー仮免許はAくんは悪意を集める個性の関係上、日常生活でどうしても必要だからね。」
「ドンキホーテの日常ってアクション映画みたいだもんな。」
ってあれ、ヒーロー条約第91章ってどんな文言だったっけ
「だーーッ！！やめだ！やめ！！最後は鉛筆転がせばなんとかなるだろ！！！」
「おい、教師として聞き捨てならんこと叫ぶな。」
「大丈夫だドンキホーテ！俺らには特訓した必殺技があるんだからな！！」
「それ座学と関係ないでしょ。」
「そういえば、Aくんは相澤先生とどんな訓練してたの？」
「歌ったり、口説く練習…？してた。」
「「……うん？？」」
「イレイザー！？イレイザーじゃないか！！」
俺たち、正確には相澤先生の元へ、女の人が陽気に手を振りながら向かってきた。
どうやら顔見知りらしい
後ろに生徒引き連れてるし、ヒーロー科の先生っぽいな。
「オーケー、
「彼女はスマイルヒーローMs.ジョーク！個性は『爆笑』。近くの人を強制的に笑わせて思考・行動共に鈍らせるんだ！彼女のヴィラン退治は狂気に満ちてるよ。」
「すげぇ個性だな。ありがとうアレクサ！」
「色々混ざってるぞドンキホーテ。」
「でもぶっちゃけ、緑谷の知識ってグーグル先生超えてるよな。」
「確かに。」
人を強制的に笑わせる個性…か
人間の感情を引き出す所に関しては、俺の個性と似てるな。
「イレイザー！結婚しようぜ！」
「しない。」
「しないのかよ！ウケる！！」
「先生たち仲が良いんですね！」
「イレイザーとは昔事務所が近くでな！助け助けられを繰り返すうちに相思相愛の仲へと」「なってない。」
夫婦漫才のようなテンポの良さに吹き出しそうになっていると、真顔で引っ叩かれた。
この人頭の後ろに目でもついてんのかよ…
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トカ - ずっと続き待ってます、、、 (4月13日 20時) (
レス) @page46 id: e74bb02192 (このIDを非表示/違反報告)
腐りきった鳥 - ダメだ、、、どうしても腐に変換してしまう、、、！！(続きは亀進行でもいいので更新してくれると嬉しいです！！！ (3月26日 13時) (レス) @page30 id: e74bb02192 (このIDを非表示/違反報告)
美呉(プロフ) - オット、続かない？ (3月14日 1時) (レス) @page48 id: c01229bbb7 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆきちゃん - 歌いながらはずるいwwwwwwwwwすこwwwwwww (2月26日 22時) (レス) @page14 id: f21316dc06 (このIDを非表示/違反報告)
ガトー - 続き待ってます ゆっくりでいいので更新してくれると嬉しいです (12月13日 23時) (レス) @page48 id: 559ff82d78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仮面タロウ
| 作成日時：2023年3月18日 18時
