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貴方side
『ネビル！ハーマイオニー！！』
「久しぶりだねA！」
「会いたかったわ！」
ぎゅうっと抱きしめ合い、2人の頬へキスを送る。
ロンは人前だと特に、恥ずかしがってさせてくれないからなぁ。
「あら、わたくし達にはしてくれませんの？」
『オーガスタにミネルバ！？嬉しい！まさかW杯で会えるなんて…！！』
「アルファードが私達の分までチケットを取ってくれたのですよ。」
「まったく…粋なことをしてくれるわ。」
ここに本人が居ないのは残念だけれど。
と息をつくオーガスタに同感だと言うミネルバ
だけれど、楽しみだと言わんばかりにそわそわしているミネルバを見て、2人で吹き出すようにして笑った。
『そうだ！今のうちに出店とか色々見て回ろうよ！』
「もちろん賛成よ。」
「試合まで時間もありますしね。」
『というわけでネビル！君のお祖母ちゃん借りてくよ！』
「あ、うん！」
ミネルバとオーガスタの腕に手を回し、出店が多くある広場方へ歩みを進めた。
両手に花だと私が言えば、ふたりは可笑しそうに笑う。
あぁ、なんて私は幸せ者なんだろう！
「…僕、あんなに楽しそうなお祖母ちゃん久しぶりに見た。」
「仕方ない。今日のところはAの隣は譲ろうか。」
「ふふ、そうね。」
＊＊＊
あっという間に、開幕式の時間となった。
人種や国の違う、多くの魔法使いが集まっている。
何千人もの魔法使いが収容できるスタジアムは圧巻だ。
「ポッターさま…！」
最上階にある貴賓席から、甲高い声が聞こえてきた。
見上げれば、自分の口を塞いでいる屋敷しもべ妖精と目が合う。
ドビーだ。
おいおい、その反応はダメだろう
私との接点を知られたら一番困るのは君だよ？
そんな屋敷しもべを見て、隣にいたシリウスが首を傾げる。
「顔見知りか？」
『いいや？でもやけに屋敷しもべから感謝されるんだよね。』
誤魔化すのにそう言ったけど、別に嘘ではない。
ドビーと初対面の時もそうだったし、ホグワーツ城で働く屋敷しもべ達も一様に大袈裟な反応をされた。
私なんかしたっけ…？
「それはおそらく、君が生き残った女の子だからだろう。」
『それってどういうこと？』
「第一次魔法戦争中、屋敷しもべは今以上に劣悪な環境に置かれていたんだ。その時代を打ち払った君は彼らにとって救世主のような存在なのだろう。」
『なるほど、だから大げさに感謝されたのか…』
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大阪の道民 - ひぃぃ神 (2021年1月24日 15時) (
レス) id: 43f7a9dc20 (このIDを非表示/違反報告)
仮面タロウ(プロフ) - フォスさん» いつもコメントありがとうございます！来週金曜日には更新できるかと思いますので是非お時間あれば見に来てください(^○^) (2020年12月23日 21時) (レス) id: 2292ab7783 (このIDを非表示/違反報告)
仮面タロウ(プロフ) - kanadomeさん» 嬉しいありがとうございます(笑) (2020年12月23日 21時) (レス) id: 2292ab7783 (このIDを非表示/違反報告)
フォス(プロフ) - 今回もたいへんドキドキワクワクさせてもらいました！！素敵なお話をありがとうございます！続編全裸待機で待ってます！ (2020年12月23日 20時) (レス) id: b55bbf0988 (このIDを非表示/違反報告)
kanadome(プロフ) - ちょ、きんたまは笑いますw一人でめっちゃ笑っちゃいましたw いつも楽しい小説をありがとうございます！(笑) (2020年12月23日 20時) (レス) id: 9390d9137e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仮面タロウ
| 作成日時：2020年11月5日 16時
