ピエロの正体を誰も知らない１【トラファルガー・ロー】

再生と希望の光 ページ22

。



貴方「…そう言えば、マルコさん随分と早かったですね。
早すぎて貴方に送った私のペットがまだ帰ってきてませんもの。(笑)」



マルコ「あぁ、末っ子が心配でね、ビブルカード受け取ってからすっ飛んできたんだよィ。」

エース「マルコ…俺は…！」

マルコ「エース帰るよィ！…と言っても船はねェんだけどな。」



苦笑いを浮かべエース頭に手を乗せる



エース「2人して…！だから俺はもう子供じゃねェ！！」



怒っているエースだが
その表情はどこか嬉しそうだった。



マルコ「…トラファルガー・ローだったかィ？うちのが本当に世話になった。」

ロー「…別に、ただの気まぐれだ。」


マルコ「そうか…だが、これも何かの縁だ。力になれそうなことがあれば遠慮なく言ってくれィ。…本当にありがとう。」

ロー「…あぁ。」




マルコが青い炎を纏い飛ぶ準備に入る




エース「あ！そうだ！！A、悪ィんだがルフィに伝言頼まれてくれるか？お前そういうの“得意”だろ？」

貴方「あぁ、分かった。弟君に伝えておこう。…で、その言葉とは？」


エース「それは＿＿＿




＿＿＿頼んだぞ！A！！」


貴方「フフ、仰せ使いました…我が太陽よ。」






青いフェニックスとなったマルコは

エースを背に乗せ大空へ羽ばたいていった






その背中はとても眩しかった





これから待ち構えるであろう

辛く過酷な現実を感じさせないほど



強くて美しい光






＿＿＿再生(マルコ)と希望(エース)の光だ＿＿＿

怒り狂う王１→←スペードのエース３

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す