ピエロの正体を誰も知らない１【トラファルガー・ロー】

ピエロは有能２ ページ30

。


《ローside》


しかし、この5日間
ピエロ屋の仕事ぶりを見てきたが、コイツのスキルには正直驚いた。


掃除、洗濯、などの家事全般
植物や、医療、航海技術における広い知識


火拳屋(エース)の言っていた通り、ピエロ屋は本当に何でも出来るようだ



それだけではなく
戦闘においてのセンスも眼を見張るものがある。

経験もかなり積んでいる事が頂上決戦でも窺えた。



そこから推定するに年齢は30代以上…いや
若そうに見えてもっと歳はいってるかもしれねェな。


いずれにしても、コイツの身辺は調べておかなねェとな…

ピエロ屋が敵側の人間だという可能性はぬぐい切れない



シャチ「………船長…！」



ドフラミンゴの大切な宝を盗んだらしいが

ピエロ屋は、いずれ分かる…

と言いはぐらかされ、盗んだ物さえも分からず終いだ。



シャチ「……ってば…！」



後でペンギンかシャチ辺りに調べて…



シャチ「船長ォォォッ！！！！」


ロー「耳元でうるせェ！そんなデケェ声出さなくても聞こえる！！」

シャチ「ひぃぃぃッ！！」


ベポ「キャプテンが考え事してて、聞こえてなかったんだよ…」


ロー「…そうか、取り敢えず後でシャチは俺の部屋に来い。」

シャチ「理不尽ッ！！！」


ペン「それより船長！これ見て下さいよ！」




ペンギンが手にしていたのは、頂上決戦があって以来のニュース・クーの号外だった。


麦わら屋か誰かの懸賞金でも上がったのか？


…と軽い気持ちでペンギンから、新聞を受け取り目を通した。






ロー「……ッは」




新聞とそれに挟まれていた、手配書を見て俺は思わず目を見開いた。




ロー「…⁉…ピエロ屋…お前が言っていた事はこの事だったのか…！！？」

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