【番外編】あのトリオ達と聖なる夜を ページ17
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スコ「Aちゃんメリークリスマス！！」
貴方「すこってぃに王子様にライさん…！みなさん来てくれたんですか！」
玄関を開ければ、そこには呼び鈴を鳴らしたスコッチを先頭にバーボンとライが立っていた。
バボ「血の涙流しながら、恋人がサンタクロースの替え歌うたってたら、誰だって気を遣いますよ。」
恋人がサンタクロース〜本当はサンタクロース〜独り身にサンタ来な〜い♪
スコ「選曲がAちゃんらしいね。」
ライ「勿論、手土産もあるぞ。」
貴方「わぁ！立派なモミの木！それも2m級！ライさんありがとう！！」
スコ「俺たちの登場より木の方がテンション高いってどうなんだ…」
バボ「というか貴方、その木をどうやってここまで持って来たんですか。」
ライ「なに、徒歩で引きずってきただけの事さ」
バボ「普通の事を偉業を成し遂げたようなドヤ顔で言うのやめてもらえます？」
よく職質されなかったな！と笑うスコッチに対し、周辺の交番へ気を引き締めるよう公安経由で通達しようと決めたバーボン
家に入れば、早速スコッチとAは、部屋とツリーの飾り付けを始めた。
貴方「私のお母さんがね、好きなクリスマスの飾りがあるらしいんですけど、その名前、忘れちゃったらしいんです。」
スコ「そうなんだ。」
貴方「なんか、普段は夜空に浮かんでるらしくて」
スコ「それ、星だよね？」
貴方「母さんは、死ぬ最後のご飯をそれにしたいぐらい好きならしいんです。」
スコ「じゃあ、星じゃないな。」
バボ「あのそれ、今年M-1優勝した方のネタパクってますよね。」
そう言いながら、バーボンはお手製のクリスマス料理をテーブルに並べた。
スコ「おお！美味しそうだな！！」
貴方「彩りも綺麗ですね。さすが王子様！」
ライ「いい大人がはしゃぐな。…そんなお前らにひとつだけ忠告しておく」
ソファーに腰掛けながらその様子を眺めていたライは、長くスラリとした足を組みなおし
タバコに火をつけ、ゆっくりとその煙を吐き出した。
ライ「ツリーのてっぺんにスターを飾るのは、俺だ。」
バボ「お前が一番はしゃいでんじゃねーか。」
口調が乱れたバーボンをスコッチがなだめ、4人だけのクリスマスパーティーが始まった。
その翌朝、Aの枕元には
3つのプレゼントが置いてあったとか、なかったとか…
ーーー
番外編は以上です！
久しぶりに3人集まる所を書けて楽しかった〜！
2019.12.24
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仮面タロウ(プロフ) - 作者の仮面タロウです。たくさんのコメントありがとうございました！長い間返信しきれずすみません。実は私のうっかりで占ツクにログインできなくなってしまい更新出来ずにいました。移行にご不便かけますがよろしくお願いします。 (2022年4月25日 12時) (
レス) id: 2292ab7783 (このIDを非表示/違反報告)
侑(プロフ) - 続きが気になりすぎます、！待ってます (2022年4月1日 1時) (レス) @page33 id: 8afc6fd8a6 (このIDを非表示/違反報告)
楓 - 仮面タロウさんのお話、めちゃくちゃ面白くて大好きです！特に好きなのは工藤姉は弟が嫌い！シリーズとミスポッターシリーズです。更新頑張ってください‼︎ (2021年12月31日 23時) (レス) @page33 id: cf1d4c666e (このIDを非表示/違反報告)
きゃーぽん(プロフ) - めっちゃ面白いです！更新頑張ってください！ (2021年5月4日 20時) (レス) id: 0aee990b2e (このIDを非表示/違反報告)
心夜 - ハリー・ポッターだけでなく名探偵コナンの夢小説まで書けるとは。素晴らしいです！どちらも大好きなので無理せず書いて頂いたら嬉しいです！ (2021年2月17日 21時) (レス) id: d958da9fc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仮面タロウ
| 作成日時：2019年11月27日 18時
