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貴方side



最近、人から怖がられることが増えたAです。



今日は、鈴木財閥主催のパーティーが開かれる日

毛利探偵事務所前でパートナーを待っていると、コナン少年を連れた蘭ちゃんが出てきた。







「くま君ごめんね。当日になってコナン君がどうしても一緒に行きたいって駄々こねちゃって…」


「えへへ…ごめんなさい。」







そう、気まずそうに笑うコナン少年
好奇心旺盛なこの子なら行きたくもなるか。

悪いことしたな、最初から誘っとけばよかった。








『気にする事ないよ、コナン君なら大歓迎さ。…それに、俺の方も、飛び入り参加することになった人がいるしね。』


「飛び入り参加…?」


「それってどんな人なの!?」


『着いてからのお楽しみ。その人とは現地集合なんだ。それより…』








いつもとは違う着飾っている蘭ちゃんを見て、頬が緩む。







『すごく綺麗だ。そのドレスすごく似合ってる。』


「えっ、あ、ありがとう。」







この歳の女の子は、磨けば磨くほど綺麗になっていくな。

そのまま、用意していた車に乗り込み、鈴木邸へ向かう。

車から蘭ちゃんが降りる際に手を差し出したら、あまり慣れてないのか、少し恥かしがりながら「ありがとう」と言い、私の手を取った。



何この可愛い生物(真顔)



ムッとしたコナン君に「これは大人の特権。君も大きくなったら…ね?」と言ったら蘭ちゃんの背後に隠れてしまった。

恥ずかしがっちゃって、可愛いな。

これ以上、お姉さんに恋する少年をイジメるのも可哀想なので、そっとしておく事にした。








「やぁ、蘭さんにコナン君じゃないか。」


「あ、安室さん!?」








胡散臭そうな笑みを浮かべながら現れたのは、上司さんこと、安室透。

ここに私達が居ると分かっていてパーティーに参加したんだろうに、白々しい。



警戒心MAXで上司さんを見るコナン君は、やっぱり流石だと思う。

まじで危険な男だから無闇に近づいちゃダメだよ〜








「もしかして、今回飛び入り参加する事になった人って…」


『違うよ。彼じゃない。』


「違うのかよ!!」

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仮面タロウ(プロフ) - シズキさん» コメントありがとうございます!そう言って頂けて嬉しいです(*^^*)何度か見直してるですけど減らなくて…、更新頑張ります! (2019年11月29日 23時) (レス) id: 2292ab7783 (このIDを非表示/違反報告)
シズキ(プロフ) - 仮面タロウさん» 凄く面白いですっ!!シリアスのようでユーモア溢れた会話やストーリ本当好きです!誰だって誤字はありますよ〜。これからも応援していますっ!! (2019年11月29日 22時) (レス) id: 0b065aa661 (このIDを非表示/違反報告)
仮面タロウ(プロフ) - 明里香さん» ご指摘ありがとうございます( ;∀;) (2019年11月27日 18時) (レス) id: 2292ab7783 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 32話に誤字がありました。「手見上げ」ではなく、「手土産」です。 (2019年11月24日 19時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
仮面タロウ(プロフ) - 明里香さん» ご指摘ありがとうございます! (2019年11月23日 19時) (レス) id: 2292ab7783 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:仮面タロウ | 作成日時:2019年11月9日 14時

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