story 18 ページ19
そりゃ祝福なんか出来ない。出来るはずがない。
でも、、、
潤「…諦めないんだろう？
まあ、じっくり考えてみたら？」
和「……うん。」
ああもう、わかんない。
たまらずうつむくと、ほら！マネキンなんだから動かないって潤くんに怒られてしまった。
もうほんと勘弁。
そーいうの相葉さんでいいでしょ。
和「…もう、帰ってもいい？」
潤 「…俺相談のったじゃん。」
和「勝手に聞き出しただけでしょ。
…じっくり考えるから、帰して！」
潤「嘘だね。どーせゲーム三昧だろ。」
ギクッ
和「違うから。もう相葉さん呼ぶからいいでしょ！」
潤「ギクッって聞こえてきたけど。」
和「…うるさいな。」
潤「今から告白するっていうなら、」
和「…残ります。残らせて下さい。」
このドＳ野郎が。ほとんど脅しじゃねーかよ。
ピンポーン
来た来た
鍵をあけると、
ガチャ
雅「ヤッホー！」
元気100%のやつが入って来た。
潤「いつの間に呼んだんだよ。」
和「仕事が速いだろ？」
潤ちゃんの部屋初めてかも〜って、はしゃぐ奴を横に睨み付けられたのは気のせいだろうか。
雅「なんか、モデルがいなくて潤ちゃんが困ってるって。」
潤「もういいよ。帰れば？」
若干あきれぎみの潤君に思わず口角が上がる。
和「あざーす！」
…俺も十分のＳだと自覚したところで
雅「もう帰っちゃうの？」
相葉さんが来てくれたおかげでね！
雅「翔ちゃんによろしくね！翔ちゃんのおかげで追試免れたって。」
そう、いつもテスト後は追試三昧のこいつが全教科50点以上を叩き出したのだ。
無事、父ちゃんの餃子も食えてるらしい。
和「りょーかい。」
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作者名：名香屋 羽衣 | 作成日時：2019年9月28日 17時
