独占.SC

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「気づいたらどうすればいいか分からなくて、

ずっと素直になれなくて、


照れ隠しでやってしまうことが全部、Aが傷付いてしまうことばかりで…＿＿」



お互い、全部言い合った。

気になっていたこと、勘違いしていたこともいっぱいあった。

誤解も全部解いて、全て納得した。



「気づいたら好きになってて……



…だから……私もスンチョルに負けないくらいスンチョルが…好き、なの。」


「うん。俺もそのくらい。…それ以上に好き。」



胸に溜まっていたもやもやが一気に晴れた。

ふふ、と彼女は幸せそうに笑って俺の手をぎゅっと握った。

まだ目の前にいたジョシュアに目を向けて彼女は口を開いた。



「さっきもらったチケット、2人で行ってきますね。」


さっき2人で楽しそうに話していたのは、どうやらそのチケットの話で。

遊園地へのチケットだと言う。

2人で行くように渡してくれたらしい。

ジョシュアやジョンハンを1度でも疑っていた自分に嫌気がさす。



「ほんとにありがとう。」

「ここまでしないと素直にならないとは…」




「もっと男らしく押してかないと。」



どこからか現れたジョンハンに呆れたようにそう言われた。



「Aちゃん、後でスンチョルのカトク見せてあげるね。」



それは本当にやめてほしいと阻止した。

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