仇返し【呪術廻戦】 (ページ6)

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コンコン

？「誰だ」

香坂「香坂です。新しい一年の呪具を作って貰いたいのと，紹介が目的で来ました。」

？「入れ」

獅子間「獅子間楸(ししのまひさぎ)だ。呪具を扱う。よろしく。」

『殺川燐音と言います。よろしくお願いします。』

獅子間「聞き及んでいる。《殺目》の子は珍しい。苦労も多いだろう。頑張れよ。」

『はい』

獅子間「呪具だったな。少し待て」

五分後

獅子間「これなら扱いやすいだろう。」

渡されたのは刀。でも，思ったほど重くない。

香坂「長物だね。じゃあ，同じくらいの重さの木刀で稽古しよう。」

香坂「木刀を始めるのは一週間後。それまでは筋トレだね。」

確かにこの重さは，持てても振るえないな。

『はい。これからよろしくお願いします。獅子間先輩もありがとうございました。』

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閑話休題

『高専は四年制と聞きました。二年生は香坂先輩と蘇芳先輩，三年生は獅子間先輩ですよね。』

『四年生の先輩はいらっしゃらないのですか？』

香坂「呪術師は少ないからね。生徒が一人もいなかった年もあるらしいよ。会いたかった？」

『居るなら挨拶をしなければと思って。』

香坂「燐音ちゃんは珍しく良い子だよ。」