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誰もが息を呑むくらいあなたは綺麗な立ち振る舞いだった。
「…さすが」
という優斗の声で皆我に返って拍手をしていく。
作間くんは、目線を端から追っていくように会場をみる。
…誰かを探している？
と思ったら作間くんと目があった。
その瞬間、ふわっと笑う彼がとても可愛らしくて
あんなに大人っぽいのにやっぱりまだ高校生なんだなぁとしみじみさせられた。
私は咄嗟のことに反応出来ずに、彼は退場していった。
私は君にここ数ヶ月何を教えることができただろうか。
君に何を与えられただろうか。
そろそろ、選択の時間だ。
タイムリミットが差し迫っている。
こちらに残るのか、あちらに帰るのか。
私も君も。
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作者名：ひまわり | 作成日時：2020年6月22日 0時
