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「涼ちゃん」




肩をぽんぽんと叩くと、さっきまで皆と笑っていた彼はこちらを見る。





「先生、呼んでるよ」




と指で呼んでいる方向を指すと彼は分かったというように頷いて、


涼ちゃんは左腕を前に出して、右腕を上下に1回振る。





所謂、手話というもの。






これが私と彼の会話だった。
























「涼くんと話したかったのに〜」






「幼なじみだからって調子乗りすぎ」






「ほんと、空気読めない」









そしてこの声は、決して涼ちゃんには聞こえない。

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ハル(プロフ) - 新作、!!!頑張ってください! (2019年8月19日 0時) (レス) id: a070df98c4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひまわり | 作成日時:2019年8月19日 0時

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