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教室のドアが開くと、みんな静かになる。
それは作間と蒼弥が来たからで。
みんな自分の席に座る。
エリも雄登くんも龍我くんも。
この2人が来ると異様な雰囲気を醸し出す室内。
この時、私は前に作間が言っていたことを思い出す。
"俺たちと他の生徒には確実に違うことがある。
それを理解しないと、一生分かり合える日なんてこないよ"
私たちだって、悪かったのかもしれない。
彼らは絶対に普通の高校生活なんて送れない。
｢おはよ｣
間違いなくこういう雰囲気を作ってしまったのはこのクラス内のみんなだった。
｢おはよう｣
蒼弥が誰かに話しかけるなんて、珍しいのかみんな私と蒼弥を見て驚いている。
｢これあげる｣
そういって出してきたのは紅茶で。
彼なりの気遣いなんだと思う。
紅茶は風邪に良いっていうでしょ?
｢ふふ(笑)｣
｢なんだよ｣
｢いや、不器用だなって｣
そういうと少し不貞腐れていた顔が変わって
｢…っぷ(笑)｣
2人でクスクス笑う。
それから、彼は教室内で人を貶すことはしなくなった。
それより龍我くんや雄登くんに頭を下げた姿を皆見て蒼弥の印象が変わったのかもしれない。
彼は前よりも明るくなった。
また蒼弥の周りには人が増えた。
その一方で、私の隣の席の彼は反対にどんどん静かになっていくように感じた。
喧嘩でもしたのだろうか。
作間龍斗が教室を出ていくと、蒼弥は心配そうに彼を見る。
｢ねぇ、A聞いてる?｣
｢え、なに?聞いてなかった｣
｢んもー、だから猪狩くんといつあんな仲良くなったの?｣
｢あー、ちょっとね色々あったの｣
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ひまわり(プロフ) - アリサさん» ありがとうございます。いつも応援して下さり嬉しいです。これからもよろしくお願いします。 (2019年4月14日 22時) (
レス) id: 7571a91e8c (このIDを非表示/違反報告)
アリサ - すごい好きです！涼くん変わってくれないかな〜wwいい人に本物の小説ばりに面白いです！応援してます！ (2019年4月13日 23時) (レス) id: 9173592e39 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - アリサさん» ありがとうございます。頑張ります。 (2019年4月5日 21時) (レス) id: 7571a91e8c (このIDを非表示/違反報告)
アリサ - いっつも読んでます！大好きな作品です！更新頑張ってください！応援してます！ (2019年4月4日 16時) (レス) id: 9173592e39 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - ひまわりさん» こちらこそすみません！楽しみにしています！ (2019年3月27日 14時) (レス) id: a070df98c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひまわり | 作成日時：2019年3月16日 15時
