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｢それは、俺が口出していいことじゃない｣
｢どうして…｣
どうしてそんなことが言えるの?
涼くんが1番井上瑞稀と仲が良いんじゃないの?
｢仲がいいから踏み越えられないラインだってある。
Aちゃんにだって1つくらいあるんじゃないの?友達には言えない秘密｣
からんっとドリンクの中の氷をストローで何回か回転させながら彼は言った。
否定できなかった。
秘密なんていくらでもあったから。
｢秘密が無い人なんていないでしょ?
誰だって知られたくないことがある、瑞稀だって。
勿論、作ちゃんだって｣
確かにその通りだった。
私の悪いところだ。
自分にだって秘密があるくせに、人の心に土足で入っちゃうところ。
｢まぁ知り合いじゃないから話せることだってあると思うけどね｣
｢…?｣
｢さっきはあんなこと言っちゃったけど
お節介も案外悪いことだけじゃないと思う｣
そう話していると、このお店で1番人気のオムライスが運ばれてきた。
彼はカルピスを1口飲んだあと、いただきますと手を合わせてご飯を頬張る。
その外見でカルピスはちょっと可愛いなと少し笑ってしまった。
｢現に、俺ら3人はそれで救われてるし。
…うんま｣
｢それにさ、瑞稀はあぁ見えて案外優しいところもあるし
ちゃんと周りが見えてるから、俺がなんか言うと何も言い返せなくなっちゃうと思うんだ｣
井上瑞稀のことを話しているときの涼くんの顔はとても穏やかで優しくて本当に彼は愛されているのだと思った。
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ひまわり(プロフ) - 870さん» コメントありがとうございます。そんな事を言ってくださるなんて嬉しい限りです！これからもよろしくお願いします。 (2019年7月11日 22時) (
レス) id: 7571a91e8c (このIDを非表示/違反報告)
870(プロフ) - 一番更新楽しみにしている作品です！！こんなに良い作品を書いてくださりありがとうございます！ (2019年7月9日 23時) (レス) id: dc9c14849b (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - しげつぐ。さん» コメントありがとうございます。とても嬉しいです。わざわざお祝いして頂いてありがとうございます。これからもよろしくお願いします。 (2019年5月13日 23時) (レス) id: 7571a91e8c (このIDを非表示/違反報告)
しげつぐ。 - わ！！！今見たら1位、、おめでとうございます！これからも頑張ってください！ (2019年5月13日 22時) (レス) id: de4b714db2 (このIDを非表示/違反報告)
しげつぐ。 - 移行おめでとうございます！ランキング6位もおめでとうございます！これからも楽しみにしてます！頑張ってください！ (2019年5月12日 23時) (レス) id: de4b714db2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひまわり | 作成日時：2019年5月12日 21時
