(encanto)miraculous butterfly2(奇跡の蝶) (ページ3)

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蝶が50匹ページ3

Aちゃんの怯えた顔を見て胸が苦しくなった。

私がもう少し気が強かったら、彼に抵抗できる力があるなら、こんな事をする必要はなかったはずなのに...。

そう心の中で悔やんだ

そしたらカミロくんがAちゃんと私の元に来た。

カミロくんは私を見るとさっきの柔らかい表情とは違い、睨むような顔で私を見る

私はカミロくんのそんな顔を初めて見て、逃げるように帰った、Aちゃんのことは十分脅したはずだ。キリよく終わらせれた理由になった。

私はそしてまた自分の心も体も傷をつけてしまった。

女の子side終了

翌朝、Aは何時もは早朝に起きているが今日はなかなか体を起こせずずっとベットに横たわっていた

何をする気にもなれずただじっと時計の針を見つめ続けていた。

自然に生きようと決意したはずなのに、いつも通りじゃない日に体が怖気付いているのかもしれない。

するとAの家のドアの叩く音がした

Aは重たい体を起こし下の階に行きドアを開ける

カミロ「おはようAよく眠れた？」

カミロがAに言う

カミロの手には沢山のご飯が抱えられていた。

A「おはようカミロ。元気だね」

Aがカミロに言う

Aの目の下は隈が出来ていた

A「そこに居るのもなんだから入りな」

カミロ「お邪魔します。綺麗な家だね。」

カミロがAの家に足を踏み入れ辺りをぐるりと見回す

A「どうして来たの？」

カミロ「Aが何時もは街に降りてきてる筈なのに居なかったからさ。」

カミロがAの家の机にご飯をひろげる

A「そんな量持ってきてどうしたの？食べろって言われたら食べるけど...」

Aが机の上に沢山のご飯を見て言う

カミロ「いやいや、これ全部Aに食べさせるわけじゃないよ？俺もここで食べようと思って。はぁーお腹空いた」

A「え？じゃあここに来るまでなんも食べてなかったわけ？私と食べるために？」

カミロ「せっかくの付き合ったお祝いだからさ一緒に食べたいって思って...」

カミロが照れながらいう

カミロ「嫌だったか？」

A「ううん、嫌じゃないよ」

カミロ「そっか、じゃ！食べようぜ！」

A「うん、」

カミロ、A「いただきます。」

カミロとAが一緒に合掌する

カミロはガツガツと食べているが今日のAは何故がなかなかご飯が減らなかった。