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61話 シャボン玉 ページ17

乱side


暫くすると一兄が戻ってきた


一期「待たせてすまない。


はい、とっておきのシャボン玉だよ。」


先程のシャボン玉を手渡してきた


何か変わった点があるのか


一兄や薬研の方を見ても、


彼らは笑みを浮かべるだけだった


一体、なんなのか


そう思うが、美桜や小夜ちゃん、今剣ちゃんが


今か今かと楽しみに待っている


あとで問い詰めて、教えてもらおう


と決めて、貰ったシャボン玉に息を入れた


あ、この感覚


初代のと同じ様な…


と思い飛んだシャボン玉を見る


あの頃と同じだ


本丸の屋根より高く高く飛ぶ


それを嬉しそうに追いかける美桜


今剣「わあ、このしゃぼんだま、われませんよ!」


小夜「…初代のシャボン玉?」


乱「え?これ、初代のシャボン玉だよね?


一兄、どうして…」


一期「クスクス、"魔法"だよ


でも内緒。


ほら、乱、美桜が待ってるから、吹いてあげて」









燭台「おや、三日月さん、こんなところで何を?」


三日月「光坊、あれを見てみろ。


美桜たちがな、シャボン玉で遊んでいるんだ」


燭台「あんなに高く飛ぶのは初代の、かな」


三日月「おそらくな。懐かしいなぁ。


あの頃よりも大分人数は少ないが、


あの子たちの輝きは変わらないんだな」


二人は目を細めて、その光景を見ていた







________________

一期「そういえば、薬研


おまえは初代のシャボン玉の仕組みを知っていたのかい?」


薬研「俺っちは詳しくは知らないぜ。


ただ本で少し、な」


一期「はは、流石薬研。」


薬研「たったそれだけのことも魔法というだけで


あの子たちに夢を与える…


初代はすごいな」


一期「そうだな。」


そう、どこか初代に似ている気がする


彼女を見た

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作者名:レイン | 作成日時:2017年12月9日 20時

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