Fly in Utopia (ページ7)

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6 Jr. side ページ7

『ある程度は……知ってます』

質問にそう答えると

JB「なら、話は早い。
俺達は理想的国家ユートピアから来たんだ」

『何、言ってるんですか。全く理解できない。ユートピアは現実世界には存在しないって、空想上の世界だって本には書いてたんだ！』

JB「本の著者を信じるか、俺達を信じるか
　お前次第だが、もし、こっちを信じるなら
　ユートピアに俺達と一緒に来ないか？」

『そんな話、信じられる訳ない……』

JC「何で、そう疑い深いんだ？
　俺達は物騒な宗教団体じゃないぞ？」

　
『僕にはそう見える』

JC「えっ？……そうなの!?」

『違うんですか？
　僕を変な宗教団体に入れて
　お金も全て奪い取って挙句の果てには
　精神的に可笑しくさせる気じゃ…』

YJ「それ、TVの見過ぎ」

『僕の家にTVはありません！』

BM「えーーー！TVないの!?
　じゃあ、“安心して下さい、履いてますよ”
　知らないの？」

そう言ってコマネチをする彼。

YG「ベンベン、振り間違ってるし笑」

『…え？君、普段は履いてないの？』

BM「安心して下さい、履いてますよ！」

『……そうじゃなきゃ困る』

BM「本当に知らないんだ…」

YG「じゃあ、ドラエモンは？知ってる？」

『馬鹿にしないで下さい！
それ位知ってます(ﾄﾞﾔ)』

JB「お前らーーー!!!!
　余計な事言うなって言っただろ！
　話ズレ過ぎなんだよ！
　時間ないんだぞ！
　お前もドラエモンしってる位でドヤ顔するな！
　それと、マークはもっと話せ！←」

Mk「え？僕は関係な…」

JB「とにかく俺達を信じるなら
　2時間後の明け方5時ちょうどにこのマンションの
　屋上から飛び降りろ」

『嫌ですよ！そんな事したら即死じゃないですか！』

JB「どうせ、お前の人生なんか死んでる様なもんだろ」

『なっ……！そんな事…‥』

そんな事ない、とは言えなかった。

彼の言ってる事は間違えではない。

僕は言い返せなかった唇をただ、噛み締めた。

JB「俺達が照らしてやるよ」

『えっ？』

JB「お前がマンションから飛び降りたら
　俺達が救いに来てやる。
　お前は絶対に死なせない」

『どうやったって死にますよ、普通の人間は…』

JB「とにかく、全てはお前次第だ。
2時間後の明け方5時。待ってるから。
マーク最後に1言、言ってやれ」

　

　
MK「We're gonna Fly」

僕達は飛び立つ＿＿＿＿＿＿＿＿