5 Jr. side ページ6
『誰だ!!』
ドアを勢い良く開けると
両手でナイフを握り締めて前へ付き出した。
JC「Hey!!! って……あ、危ないだろ!
とりあえず、落ち着いて、な?」
BM「どうしよ、僕まだ死にたくないよ〜」
JB「言っただろ、勝手に人の家に入るのは非常識だって。こうなるのも当然だ」
この人達、何でここに……
目の前に居るのは夢の中の青年達で
訳のわからない僕は思わずくナイフを床に落とした。
YJ「ごめん、びっくりしたよね?」
『ど、どうやってこの部屋に入ったんですか』
YG「窓開いてたよ?
だから普通に入れました!」
『だ、だって、ここは50階だよ!
普通に入るなんて出来るはずない!』
JB「お前らは黙っとけ、混乱させるだけだ」
『あなた達は一体、何者なんですか』
JB「ユートピアって知ってるか?」
ユートピア…
何年か前に本で読んだことがある。
ユートピア国家
そこでの生活は、住民はみな美しい清潔な衣装を着け、市民は平等であり、共同の倉庫(財産)を使用する。
すべての住民が労働するために、少ない労働時間で十分であり、自由な時間は芸術や科学研究などを行う。
変更すべきところがもはやない理想社会が完成したので、歴史は止まっており、
ユークロニア(時間のない国)となっている。
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作者名:Seira | 作成日時:2016年3月24日 19時