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18 Jr.side ページ19

ビリでトレーラーに着いた僕は1番最後にシャワーを終えた。皆のいるリビングに行けば、電気も消されて真っ暗だった。
 

『みんなー!いないの?』

そう、呼びかけても返事が帰ってこず、不安に襲われた。


MK「ジーニョン!」

マークヒョンの声と同時に奥の部屋からろうそくが刺さったケーキを持ってくる彼らが目に映る。


ろうそくの火の灯りで彼等を確認すると、僕は自然と口元が綻んだ。

相変わらずカメラを持って撮影するジャクソンは僕にカメラを向けた。

JC「びっくりした?」

『したよ!凄く!でも、どうして…?』

YG「今日は1年前ジニョンヒョンが僕達の家族になった日だよ!」

JB「ほら、早く願い事してろうそく消して」

ジェボムヒョンに促されて僕は両手を組んで目を閉じた。


この幸せが夢ではなく現実でありますように

彼等との日々が永遠でありますように____


目を開けて一気にろうそくを吹き消すと後ろから後頭部を抑えられ、顔面にケーキが衝突した。


『おい、誰だ!今シャワー浴びたばっかなのに』

YJ「アハハハハハハ」
 
『ヨンジェお前だな!』

ヨンジェにケーキを投げつけようと追いかけ回す。

YJ「僕じゃないよー!ベンベンだよ!」

『ベンベン、覚悟しろよ!』

ベンベンに思いっきりケーキをぶつけると顔一面が真っ白になった。

BM「なんでー!僕は関係ないよ!ヨンジェヒョンの嘘つき!」

JC「でも、白くなれて良かったじゃん笑」

BM「確かに、どうやったら肌が白くなるか悩んでたから、一番手っ取り早い方法が見つかった!……って喜ぶはずないじゃん!ジャクソンヒョンもくらえー!」

JC「待って!カメラが汚れる!」

そう言ってジャクソンが上手くかわすと後ろにいたジェボムヒョンにケーキが投げられた。


JB「誰だよ!今、投げたの!」

YG「ジニョンヒョン!」

『なっ!ユギョムよくも!』

ジェボムヒョンはユギョムの言い分をお構いなしに聞き入れて僕にケーキを投げつけた。

『マークヒョン何、笑ってるの!笑ってる暇なんてないよ!』

MK「アハハハッ………え?」

JC「皆、マーク狙え!」

ジャクソンの言葉で、一斉にケーキを投げつた。

誰だか分からないほど顔がクリームだらけになってもケーキの投げ合いは続いた。




僕は彼等との日々が永遠に続くと信じてる。


例え、この先がそうじゃなくても……



今はそう信じたいんだ

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作者名:Seira | 作成日時:2016年3月24日 19時

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