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17 Jr.side ページ18

JB「ジニョン走らなくていいのか?」

ゆっくりと歩く僕の隣にバスケットボールを持ったジェボムが並んだ。

『ジェボムヒョンこそビリになっちゃうよ?』

JB「俺は皆があーやってはしゃぐのを見たいから」

前を全力で走る彼等は互いを引っ張ったり押し合ったりしながら笑っている。

『父親みたいだね』

JB「あいつ等が子供過ぎるんだよ」

『ジェボムヒョンも子供じゃん笑』

JB「ハハッ、そうだな」

そう言って笑うジェボムヒョン。
笑うとなくなる目に、はにかむ大きな歯
本当に優しく笑う彼の笑顔が好きだ。

彼の笑顔を見るとこちらまでつられて微笑んでしまう。



横を歩いていたジェボムヒョンは急に走り出した。

「ビリにはなりたくないから先に行くわ笑」

走りながらそう叫ぶジェボムヒョンの後を追う。

『ヒョン!置いていかないでよ!』


ジェボムヒョンの先を見ると既にトレーラーは明かりが灯っていた。

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作者名:Seira | 作成日時:2016年3月24日 19時

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