検索窓
今日:13 hit、昨日:0 hit、合計:4,313 hit

1 Jr.side ページ2

「ジニョンの母親、娼婦らしいよ」


「私の親も言ってた!
あんな子と一緒にいちゃダメよって」


「あいつも、綺麗な顔を売りにして
 母親と同じことしてたりしてな」


「ヤダー!考えたくもないわ!」




教室の真ん中でデタラメばかりを並べ
周囲に、そして教室の端の席に座る僕にも
聞こえるように大きな声で話すクラスメイト




ばかばかしい。




周囲の目はいつだって冷ややかで

後ろ指を差される事が“当たり前”だった。



でも、そんな彼等に悔しいとも憎いとも
感じた事はない。




彼等が言っていることは全てではないが
あながち間違ってはないのだから。





そう、これが僕の“当たり前”で



そこから幸せを求めようなんて
考えた事もなかった。

2 Jr.side→←プロローグ Jr. side



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (5 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
7人がお気に入り
設定タグ:GOT7 , Jr. , ジュニア
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Seira | 作成日時:2016年3月24日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。