プロローグ Jr. side ページ1
トレーラーハウスで過ごしなから次に向かう目的地は…
僕にも分からない笑
運転中のジェボムヒョンが知ってるかも知れないし、ただ宛もなく適当に車を進めてるだけかもしれない
JC「Hey!!! HeyHeyHey!
カメラ見ろよ、見てみろって
パク・ジニョン〜！！」
黒いビデオカメラを構えるジャクソンに僕は目を見開いてふざけたポーズをとると
ジャクソンはハッハーと高笑いしながら隣のユギョムにカメラを向けた
恥ずかしめもなく愛嬌を振る舞うユギョムに吐きそうなジェスチャーをするジャクソン
JC「オェー」
YG「そのリアクション何ですか！ヒョン酷いー！」
YJ「ハハハハッ」
その光景を見て後ろから身を乗り出し大きな声で笑うヨンジェ
爆笑しているヨンジェとイヤホンを付けて優雅に音楽を聞いてるマークヒョンにカメラが向けられ
JC「Say cheese everybody!!」
ジャクソンの掛け声にポーズをとる二人
JC「マーク、So cool !!」
YJ「ヒョン僕にも言ってよー」
YG「僕の時と全然リアクション違うじゃないですか！」
不満そうな顔をしたヨンジェとユギョムにクッションをそっと手渡すと二人はニヤッと笑った
JC「強く投げるなよ！おい投げるなって！」
慌てるジャクソンにお構いなしでクッションを投げる二人
JC「二人とも覚えとけよーー！！！」
ベンベンが寝ている事に気づき大きな声を出すジャクソンに「シーーｯ」と指を唇に付けて言うユギョム
YJ「ベンベン寝てる笑」
マークヒョンが子供のように笑いながら油性ペンをユギョムに差し出した
ユギョムはそれを受け取るとベンベンの顔に落書きを始める
JC「沢山書いて！もっともっと笑」
『ベンベンの顔めちゃくちゃだ笑』
落書きが終わるとベンベンを起こすジャクソン
ベンベンは眠そうにしながらぬくっと起き上がって僕らの方を見た
お腹を抱えて笑うユギョムによく状況を把握できずになんとなく一緒に笑うベンベン
その光景がただ、ただ、面白くて仕方なかった
バックミラー越しにその光景を見ていたジェボムも目を細めて口角を上げた
JB「ウッキョ笑(ウケる)」
笑いが収まると隣に座っているマークヒョンが付けていたイヤホンをとり僕の耳に付けてくれた
心地良い音楽に窓越しの温かい太陽、そしてこの落ち着く空間で僕は眠気に襲われ目を閉じた
彼等と過ごすこの時間が永遠に続くなら僕は何処へだって行きたい
彼等のいる場所が僕の居場所だから
JC「Let's goーーー !!!!」
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作者名：Seira | 作成日時：2016年3月24日 19時
