キスして抱きしめて (ページ5)

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# 可愛い後輩ページ5

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《 You 》

夕食後、突如と鳴る私のスマホ。
画面を見てみれば【髙橋藍】の文字。
祐希に相手されないから私の方に来たのかな？笑
生憎、祐希はお風呂中。応答ボタンを押して耳にスマホを当てる。

『もしもし？』

藍「あー！やっとAさん出てくれた！｣

『散々祐希に無視されてたもんね笑』

藍「ほんとですよ！LINEも既読すら付けてくれないんですよ！」

『知ってる笑、「藍うるせぇ」って言ってたもん』

藍「うわ！ひどい！追いLINEしときます。」

藍くんは本当に祐希のことが好きなんだなぁ、
後輩から愛される先輩っていいね〜。

藍「結婚おめでございます！」

『ありがとう〜』

藍「まさかこのタイミングで結婚するとは思ってなかったっす笑」

『記者からのインタビューとか面倒臭いから、イタリアまで来てれば発表しても大丈夫かなーって笑』

藍「確かに笑。でも祐希さんが羨ましいっす。毎日Aさんの作るご飯食べられるんですから！｣

『祐希もご飯作ってくれるから毎日では無いけど、まぁだいたいそうだね。藍くんも今度食べに来なよ』

藍「良いんですか！」

『全然いいよ〜、もうイタリアにいるんだっけ？』

藍「はい！今家なんですけど、1人なんで寂しいんですよね｣

『そうだよね、じゃあ今度予定合わせようね』

藍「はい！ありがとうございます！」

そう約束して電話を切るのと同じタイミングでお風呂上がりの祐希がリビングに戻ってきた。

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