強火京本担の女。

2話 ページ3

LIVEの当日。



新幹線乗り場で雅と合流する。


ブランド物のバッグを持って黒いマスクをした雅はスタイルが良くてぱっちり二重の美人なのがマスクをしていてもわかる程。



残念なことといえばサブバックから覗くうちわだろう。



それさえなければオタクとばれることもなくただの美人で終わったのになぁ、なんて事を考える。






『おはよう雅』




雅「おはよう。あ、髪色戻したの？
前より激しめの金髪にインナーピンクって…両方京本大我じゃん。
その色はあんただから似合うよね」





『そういう雅も黒髪にハイライトですけどー？
その色かわいいね似合う』




髪を染めるときも服を選ぶ時も考えることは同じ



京本大我は気にいるかどうか




自分で気にいるのも大事だけ1番はやっぱりそれ。





雅「やっぱLIVEはテンション爆上がりだわぁ…
チケットめちゃくちゃ外れたし。全ステの予定だったけど全滅の人多かったし行けるだけ良いよね」



『今回やばいよね倍率えぐすぎ
今回何歌うかな』




雅「とりあえず新幹線まで時間あるよね？
スタバ行こ新作飲みたい」





昨日の奢りの分で雅に新作のフラペチーノと自分用にキャラメルフラペチーノを購入する。




コンビニに寄っていくつか食品を買って新幹線に乗り込む。
目的の神戸までは3時間ほどだろうか
とりあえずフラペチーノにストローをさして乾杯する





『かんぱーい』

雅「いぇーい」




そこからの3時間は一瞬だった

グッズやセトリの予想をしているとあっという間に神戸だった。



そして戦争。









まぁ、今日も私達が優勝するけど。

3話→←1話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す