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イ「後で教員室にいらっしゃい。あんたが調べた奴の情報聞いてみたいわ」
そしてイリーナ先生は渚を解放し、立ち上がった。
…うっ、イリーナ先生と目が合ったような気がする。
わたしは目線をすぐに逸らしたけど、イリーナ先生がこちらに向かってくるのがわかった。
イ「AAってあなた？」
『…そうです』
イ「あんた烏間から聞いたけどすごく勘がいいんですって？」
『え？いやよくないですけど…』
勘がいいって烏間先生言ってたんだ…
少し嬉しいかも。
イ「…とぼけてもムダよ？」
『え、ちょっ…』
イリーナ先生がわたしの頬を優しく掴む。
そしてイリーナ先生の顔が近付いてくる。
やばい、さっきの渚と同じやつ！？
業「ビッチねえさん強引すぎ、Aはそんな事しなくても教員室行くって」
『ぐぇっ』
首後ろの
助かったけど…痛い。
イ「…そう、分かったわ。その他も！有力な情報持ってる子は話しに来なさい！」
イリーナ先生がわたしから離れる。
ホッとしたところ、赤羽くんに頭を一撫でされた。
赤羽くんを見るも、イリーナ先生を笑いながら見ていた。
…なんだったんだろう今のは。
イ「あと少しでもわたしの暗殺の邪魔をしたら…殺すわよ」
その言葉で彼女がプロの殺し屋だと実感した。
そして去っていくイリーナ先生。
わたしはイリーナ先生の後ろ姿を見て思った。
この先生は嫌いかもしれない、と。
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作者名：スアノ | 作成日時：2018年12月30日 19時
